ごあいさつ

山口 泰明

当社は1971年の創業以来、都市ガスの安定供給と保安の確保を基本に業務運営を行って参りました。創業間もなくオイルショック等に見舞われ大変厳しい時期もありましたが、お客様のご支援で乗り越えることが出来ました。

我が国のエネルギー政策は、2030年に向けたエネルギーミックスについて、3E+S(安全性、エネルギーの安定供給、経済効率性の向上、環境への適合)の原則の下、徹底した省エネルギー、再生可能エネルギーの最大限の導入、火力発電の高効率化、原発依存度の可能な限りの低減といったこれまでの基本的な方針を堅持しつつ、エネルギー源ごとの施策などの深堀り・対応強化により、その確実な実現を目指すものです。

天然ガスについても、熱源としての効率性が高いこと、石油と比べて地政学的リスクも相対的に低く、かつ化石燃料の中で温室効果ガスの排出も最も少なく、発電においてはミドル電源の中心的な役割を果たしていること、また水素社会の基盤の一つとなっていく可能性もあること、更には今後、シェール革命により競争的に価格が決定されるようになっていくことなどを通じて、各分野における天然ガスシフトが進行する見通しであることから、その役割を拡大していく重要なエネルギー源と位置付けられております。

エネルギー業界におきましては、2016年の電力小売全面自由化に続き2017年4月からガス小売全面自由化が実施され、大手電力会社や大手LPG販売会社などが参入するなど、事業を取り巻く環境は激変し、これまで以上に厳しい大競争時代に突入しております。しかし当社にはガス導管網、一軒一軒の地域の皆様と長年培ったネットワークがあります。また公益事業者としての自覚に立ち、天然ガス供給を通して地域の皆様のお役に立ちたいという社是を基に真面目な社員がおります。

このような強みを生かして、今後なお一層社員一丸となって導管網の整備・安定供給・保安体制の強化をし、安全・安心にクリーンな天然ガスの普及拡大を通して、「地域のエネルギー供給会社」として地域の皆様にお選びいただける企業になるよう努力致します。

今後ともご指導・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

取締役会長兼社長 山口 泰明